アロマで化粧水を作ってみたい!
作り方を知りたいので教えてほしい!
アロマの世界に飛び込んだら、一度はしてみたいのがアロマを使った化粧水などのコスメの自作ではないでしょうか?
自作なので自分の好きなアロマを選べるほか、一度に作る量やコスメの種類を決められるのもメリットです。
今回は、アロマを使った化粧水の作り方を紹介します!
アロマ以外の材料も簡単に手に入るものばかりですよ!
ある
日本のどこかで働く薬剤師。
薬学の知識を活かしつつ、ハーブ、アロマについて日々勉強中。
【取得済】
・アロマテラピー検定1級
・AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
・和ハーブ検定2級&1級
アロマを使った自作化粧水のメリットは?
アロマを使った自作化粧水には次のようなメリットがあります。
- 自分の肌質に合わせたアロマを選べる
- アロマの持つ効能を期待できる
- 使ったときにアロマの香りが広がり癒される
- 一度に作る量を自分で決められる
化粧水以外にもクリームなどさまざまなコスメの選択肢があるので、アロマを使った自作コスメのメリットは無限大です!
準備するもの
アロマを使った自作化粧水に必要な材料を紹介していきます。
一度に全部をそろえるならば、ネット通販が便利です。
精製水やフローラルウォーター(芳香蒸留水)
自宅の水道水には雑菌などが含まれている可能性があるため、精製水やフローラルウォーター(芳香蒸留水)を準備しましょう。
フローラルウォーター(芳香蒸留水)を使うとより香りが華やかになります。
無水エタノールや植物性グリセリン
無水エタノールはさっぱり感を好む方に、植物性グリセリンは保湿効果があるためしっとり感を好む方におすすめです。
アロマ(精油)
準備するアロマ(精油)は自分に合わせて選びましょう。
後半では化粧水作りにおすすめのアロマを紹介しています。
ベルガモットなど一部のアロマには光感作を持つものがあり、紫外線に反応して肌の炎症を引き起こすため、使用するアロマを選ぶ際には注意が必要です。
保存容器
遮光できるガラス製のスプレーボトルがおすすめです。
アロマがプラスチックを溶かしてしまう場合があるため、必ずガラス製のものを選びましょう。
アロマで化粧水を作ってみよう!(50mL分)
今回は50mL分の化粧水を作ってみましょう!
50mL分の材料は以下の通りです。
- 精製水やフローラルウォーター(芳香蒸留水) 45mL
- 無水エタノールや植物性グリセリン 5mL
- アロマ(精油) 1~2滴
- 煮沸消毒した50mL用の保存容器 1個
煮沸消毒した50mL用の保存容器に無水エタノールや植物性グリセリンを5mL入れます。
アロマ(精油)は一般的に1/10に希釈して使用するため、加えるのは1~2滴で十分です。
アロマ(精油)を加えてから、保存容器を軽く振って植物性グリセリン(無水エタノール)と混ぜましょう。
保存容器に精製水やフローラルウォーター(芳香蒸留水)を45mL加えます。
保存容器のフタを閉め、よく振って中身を混ぜてください。
STEP1~5の手順で、アロマを使った自作化粧水の完成です!
使用時の注意点
保存剤や防腐剤が入っていないため、早めに使い切るように心がけます。
冷蔵庫で2週間程度が保存の目安です。
また、肌が弱い方は必ずパッチテストを実施してください。
必ず保存容器をよく振ってから使用するようにしましょう。
自分の肌に合わないな、と感じたらすぐに使用を中止してください。
化粧水作りにおすすめのアロマ
化粧水作りにおすすめのアロマを紹介します。
使用するアロマを選ぶ際の参考にしてみてください。
ラベンダーやローズ
細胞の新陳代謝を促して、肌の若さを保ちます。
ネロリ
細胞の修復を促して、肌の衰えを回復します。
ローマンカモミール
心身の緊張をやわらげ、肌を老化から守ります。
ゼラニウム
皮脂のバランスを整え、皮脂の分泌を調整します。
手作り化粧水で手軽にアロマを楽しもう!
化粧水以外にも自作できるコスメはたくさんあります。
使用時の注意点を理解したうえで、アロマ生活を手軽に楽しみましょう!
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