ミントを育ててみたいけど、栽培初心者で何に注意すればいいのかわからない!
自己流で育てていたら、枯れてしまった!
育て方のコツはあるの?
この記事では、ミントを家庭で育てる際のポイントや注意点を解説していきます。
育て方のコツをつかめば、ミント栽培初心者さんでも簡単に育てられます!
ある
日本のどこかで働く薬剤師。
薬学の知識を活かしつつ、ハーブ、アロマについて日々勉強中。
【取得済】
・アロマテラピー検定1級
・AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
・和ハーブ検定2級&1級
ミントの基本情報は?
ミントについての基本的なことは別の記事にて解説しています!
ミント栽培初心者は種から育てるより苗から育てるのがおすすめ!
キットなどで種から育てるのも楽しいですが、しっかり育てることが目的であれば、苗から育てるのがおすすめです。
苗はホームセンターなどで簡単に手に入ります。
いい苗を選ぶコツは、ひとつの苗から苗が数本出ているものを選ぶことです。
ミントは室内でも育てられる!
繁殖力旺盛なミントは、地植えするとどんどん繁殖していってしまうため、囲いをするか、鉢植えで育てるのがおすすめです。
鉢植えならば室内でも育てられます。
日当たりのよい場所に置くと葉が日に焼けてしまうため、半日陰になっており、風通しのよい場所を選ぶといいでしょう。
ミントの繁殖力はすさまじいため、地植えは避けましょう!
鉢植えならば室内でも育てやすいのでおすすめです!
鉢に植える方法は?
購入した苗を鉢に植え替える時期は、真夏と真冬を避けるようにしましょう。
鉢は育てたい大きさのものを選べば大丈夫ですが、おすすめは直径15〜18cmの5〜8号鉢です。
鉢にハーブ用の土を半分〜7割ほど入れ、苗をポットから取り出して根をほぐしてから植えてあげましょう。
植え替えたあとは、鉢の底から流れ出るくらいにたっぷりと水やりをします。
水やりのコツは?
ミントは乾燥が苦手な植物なので、土の表面が乾いたら鉢の底から流れ出るくらいにたっぷりと水やりをします。
ただし、水のやりすぎは禁物です。
なぜなら、根腐れやカビの発生原因になってしまうからです。
土の表面が乾いたら水やりをする、ということを徹底するように心がけましょう。
ミントは交雑しやすい!
ミントを育てるときは、1種類だけを育てるようにしましょう。
ミントは交雑しやすく、他の種類のミントと混ざってよくわからない品種になってしまう可能性があります。
また、根が絡まってしまう原因にもなるため、1つの鉢には1種類だけを植えるようにしましょう。
ただし、ミントの中には交雑しにくい品種もあります。
交雑とは「異種交配」のことです。
ミントは異なる種類のミントとも交配しやすいため、注意しましょう!
肥料はいつあげるべき?
ミントが新しい芽を出す3月頃に、少しだけ肥料を与えます。
肥料を与えすぎると逆に香りが弱まってしまうため、注意が必要です。
土の上に置いて少しずつ溶け出すタイプの肥料であれば、与えすぎにならないためおすすめです。
注意したい病気・害虫
ミントの葉にはメントールという虫除け効果のある成分が含まれているため、害虫の被害を受けにくいです。
まれにアブラムシがつくことがあるため、少ない数であればガムテープを用いて駆除できます。
もし大量に発生してしまった場合は、約25〜50倍に薄めたお酢を霧吹きでミント全体にかけてやるといいでしょう。
土での栽培は虫の発生がつきものですが、水耕栽培であればさほど心配がなくなるため、どうしても虫が苦手、という場合などは水耕栽培を試してみてください。
剪定と切り戻し
ミントが育ってくると、葉が茂って蒸れの原因になります。
蒸れを防ぐために、茎の先端から10〜20cm程度切って、剪定してあげましょう。
剪定の際に切った部分はそのまま収穫できます。
また、雨が多くなる時期はさらに蒸れやすいため、株の根元から3分の1程度カットする、切り戻しをしてやります。
蒸れはミント栽培の天敵!
剪定や切り戻しによるミントのメンテナンスを欠かさないようにしましょう!
ミントの植え替え時期は?
ミントを植えてから1年ほど過ぎたら、真夏を避けた3〜10月の間にひと回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。
ミントは大きく育ちやすいので、年に1回は植え替え作業が必要です。
同じ鉢で育てると根詰まりの原因にもなります!
お気に入りのミントを育ててみよう!
室内でも育てられるミントは観葉植物代わりにもなり、生育がいいため頻繁に収穫できます。
ぜひお気に入りのミントを探して育ててみてください!
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